会社員からフリーランスエンジニアになる時のリアル環境構築
概要
フリーランスになってから丸3ヶ月経ちましたが、役所関係の様々な手続きをサボっていたためにヒィコラ言いながらやる羽目に・・・。環境構築は開発もリアルもものすごく重要ですね。
ここまでやっておけばとりあえず業務に集中できる環境は作れる、というものをまとめた記事があまりないように思ったので、備忘録も兼ねてまとめておきます。
と言ってもほとんど税と社会保険ですが・・・。
やらなきゃいけないこと
開業届、青色申告承認申請書の提出
大前提の手続きです。管轄の税務署に提出します。
最大65万円控除を受けられる青色申告の承認申請書は、開業日から2ヶ月以内であればいつでも提出できますが、どうせ書く内容はほとんど一緒なので一緒に出してしまいます。
会社員のうちから提出できるので、退社日などが決まったらさっさと出してしまった方が良いです。
一つ注意として、屋号を決める場合は自分の名前以外のものにすることをおすすめします。
営業性個人の銀行口座を開設する際、屋号が氏名と同じだと開設できないことがあるからです。
ちなみに自分は開業freeeの無料ツールを使って両方作成してしまいました。必要事項を入れてサクッと作成、印刷後にハンコを押して投函するだけだったのでめっちゃ楽でした。
営業性個人銀行口座の開設
個人事業主になると、税理士さんなどにお願いしない限り、書類の保管など含め全ての税務作業を自分でやる必要があります。
自分もまだやり始めたばかりですが、普段から整理しておかないとかなり面倒です・・・。
お金の出入りを分かりやすくするために、事業用の口座と私的な口座を分けましょう。
会社員時代に使っていた口座を私的なものにして、事業用の口座を新たに開設するのが分かりやすくて良いと思います。
営業性個人口座の開設には、開業届の控えが必要なので、上記の書類提出後にやりましょう。
これも開業freeeの無料ツールで簡単にできちゃいます。(自分は開業freeeの関係者ではないです、本当に楽で助かったんです)
やっておいた方が良いこと
個人事業主になるために、なった後に必要なものは上記で全部ですが、他にもやっておくと諸々捗るんじゃないかなーと思うことを並べていきます。
マイナンバーカードの作成
開業届含め、様々な手続きでマイナンバーが必要になります。
マイナンバーの証明には、マイナンバーカードやマイナンバー付きの住民票が必要になりますが、保管しやすく有効期限の長いカードの方がおすすめです。
管轄税務署主催の説明会への参加
開業すると、税務署から日々の税務や申告についての説明会の案内が送られてくる場合があります。
自分の自治体では結構丁寧な資料をもらえて、説明も親切で分かりやすかったので、一度参加してみると良いかもしれません。
業務用クレジットカードの作成
事業用の口座から引き落とされるクレジットカードを別で作っておくと、お金の記録が楽になります。
事業用の買い物をする場合はなるべく現金ではなく事業用カードで払う、というルールを徹底すると良いと思います。
ちなみにこれも開業freeeで作れます。
税務関係の書類の管理ルールの徹底
とりあえず私的なものも含め、レシートや領収書は全て取っておきましょう。何かあった時の証拠、武器になります。
事業に関係するお金の出入りがあった時は、早めの記帳を忘れずに。
簿記の勉強
税務の基本的な知識を身につけるために、簿記3級レベルで良いので勉強しておくと良いと思います。
知識があれば作業に対するハードルを下げることができ、応用も効くようになります。
参考書は経費で落としましょう。
まとめ
ここまでやっておけば、業務以外で詰まるということはあまりないんじゃないかなと思います。
業務以外のことが苦になりにくい環境を作って、お仕事に集中できるようにしたいですね。